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利他法律事務所
10代 男性 自賠責保険の後遺障害認定の問題
ご相談内容
自転車の被害者が、加害者の軽トラックに撥ねられたという事故でした。被害者は手首を骨折し、その後どうしても外せない用事があったため、病院に行くのが遅れてしまいました。その間に、骨折した部分が動いてしまい、骨の位置がズレてしまいました(骨転位、骨皮質転位)。結果、偽関節のような、まるで昔に骨折したように見えるレントゲン画像になってしまったのです。当然、これにつけ込んで、保険会社は事故による骨折は認めないと言ってきたため、弁護士への依頼を決めました。弁護士の活動
受任後、自賠責保険などにも異議申立等行いましたが、「昔からあった骨折痕に見える」の一点張りで、非該当でした。主治医の先生がいくら事故の骨折であったことを説明してくださっても、一切信用されませんでした。仕方なく、裁判提起に至り、検査画像やカルテを精査して骨折について長く争いました。最終的に裁判官が被害者の主張を全面的に正しいと判断し、裁判所で12級相当として800万円の和解となりました。弁護士からのコメント
このようなケースでは、被害者の方からしてみれば、事故で怪我をして病院で手術までしたにも関わらず、事故と関係ないと言われると、怒りよりも不思議と感じる事でしょう。しかし、賠償問題はとにかく疑われます。証拠がなければとよく言いますが、証拠があっても疑いがあればダメなのです。結果は800万円でしたが、レントゲンの写り方に僅かな疑問があるだけで、裁判を起こさなければ1円の賠償も受けられないという状態であったことは、被害者にとって非常に深刻な問題だったと思います。交通事故被害のご相談は利他法律事務所へ
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